バイクトラブル案内



エンジントラブル②


エンジンのトラブルとしてはほぼ致命的かもしれません。 クランキングしていないと明らかにセルの反応がちがいます。 クランキングしていない場合。




高負荷によるオーバーヒート


冷却水やラジエータの不良でエンジンが冷やされず、オーバーヒートになる可能性があります。 ただ、改善しても再度オーバーヒートになる可能性があるのでその原因を探ります。
冷却水の量と経路を調べることと、エンジンのオイル確認、ラジエーターファンの動作。ウォータポンプなど。 また使用状況が真夏の長時間の運転でオーバーヒートする可能性もあります。

エンジン自体の故障



クラッチ滑り


クラッチ滑りといってもセルモーターとのワンウェイクラッチの故障による不良です。 これが壊れるとクランキングしません。

ギア欠け、スタータピニオン欠け、破損


エンジン内部のギアの歯が破損したり、故障した場合です。
これも可能性としてないとはいえません。 ただ、発生した場合はギアがかみ合おうとして大きな音が出る場合があります。

その他の破損


クランクシャフトの破損やベアリングの破損。
サークリップの破損。
またはピストンピン、ピストンヘッドの摩耗など。

どれにしろエンジン換装やギア換装など大掛かりな修理になってしまいます。 原因特定に関してもショップに任せるのが正しい方法です。


エンジン焼き付き


オーバーヒートが行き過ぎる場合、オイル潤滑が不良の場合、オイル不良の場合に発生します。 現象としてはピストンを空焼きしたようなもので、ピストンの上下自体が困難になっているためにクランキングしないものです。 対策は残念ですがありません。
エンジン換装するか、部品取りで売却しましょう。






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