バイクで自分の体格が合わない場合②
微妙なタッチがわからないからといってリヤブレーキを使わないのはもったいない。
フロントブレーキ、リヤブレーキ共、それぞれの利用方法があってリヤブレーキとして積極的に利用していくべきです。
またシフトベダルの調整も同じで、自分仕様にあわせたセッティングが必要です。
ここではペダルの高さや調整がうまくあわず、踏みにくい場合の対処方法について解説します。
ブレーキペダルの調整
リヤブレーキはあまり使わない、というライダーは少なくない。
正直にいってフロントブレーキの能力が高いので、フロントブレーキだけで通常の運転は事足りるためそれで運転できるなら問題はありません。
しかしリヤブレーキをうまく使えるようになると低速のギクシャクした運転を解消できたり、荒れた路面での運転で車体を安定させられたりできます。
そこでリヤブレーキを積極的に使用するようにしたいところです。
そのためにはペダルの位置や角度を調整しておく必要があります。
作業はディスクブレーキの場合、マスターシリンダーとペダルをつなぐシャフトの長さを変更するだけなので意外と簡単です。
具合的にはシャフトとロックナトットにスパナをかけてナットを緩めて調整します
ペダルの高さを調整しあ跡はロックナットを再度締めなおします。
シフトペダルの調整
シフトペダルも同様に調整します。
シフトミスを減らし、自分が操作しやすい位置に調整します。
シフトチェンジの際にペダルを勢いよく蹴り上げたり軽めに踏んで下げるのはシフトミスの元凶。
シフトチェンジの操作はミッションの構造上、ギヤを抜く作業とギヤを入れる作業が必要なため、2回の動作を行う必要があります。
そんな確実なシフト操作をするために、自分が一番操作しやすいペダルの高さに調整する必要性は高いです。
スポーツバイクに多いリンク式のシフトペダルの場合、ペダルとシフトシャフトを連結するロッドのロックナットを緩めて手でリンクロッドを回して調整します。