バイクで自分の体格が合わない場合③
全体的に体格が合わない場合は各種の調整ではどうすることもできない場合もあります。
そういった場合、本来は購入すべき対象からはずすべきではありますが、どうしても欲しい車種の場合、誘惑にまけて購入してしまうこともあるでしょう。
そのときにはアクセサリーパーツを使用して体格をあわせる、調整する必要があります。
具体的には小さい体格の人が大きいバイクに乗るような場合。
ハンドルを近くする、足つきを良くする、各種調整について。
高めのブーツを使用する
シークレットブーツではないですが、バイク用のしっかりしたブーツだとかかと部分の厚みがあって結果的に足つきをよくすることができます。
これはレザー製品などですと靴の厚みにあわせてかかと部分のソールが厚くなっています。
これで足つきをある程度改善できます。
問題点はライディングポジションも若干変わってしまいこととシフトやブレーキのタッチまで変わってしまうことと。
それさえ確認して問題なければ安全性も高まりますし、一石二鳥です。
ローシートを使用する
愛車になれてしまうと本来は多少足つきが悪くても大丈夫、と思っているライダーも少なくないのですが、渋滞などで頻繁に足をつかなければならないときや、とっさの場面では発進や停止のたびにいちいち気を使ってしまうようでは疲労度が高まってしまいます。
身体がこわばり疲労度が高まると事故やトラブルにつながります。
坂道発進とかどうでしょうか。
そこでお勧めなのがローシートの採用です。
車体の性能を損なうことなく設計されたローシートを使用すれば無駄な心配がなくなり、快適なツーリングが楽しめます。
70'sサーフラインシート (DAYTONA)
クラシカルな趣はそのままに、車種専用に設計されたローシート。35mm薄く作られています。
CB1300 ローシート(Honda)
シート高をノーマル状態から約30mm下げられるCB1300専用シート。
ローダウンキットを使用する
足のつかないバイクは乗っていて危険なので、ローダウンキットを使用して車高を下げましょう。
車種によってはサスペンションの調整で簡単に車高を下げられる場合もありますので確認しましょう。
サスペンションの調整は難しいイメージがありますが、変更後に自分にフィットしていればそれが正解なのです。
車種によりますが、フロントもリヤもプリロードの調整で簡単に車高を下げられます。
ただ、そうすると乗り味もかわりますので確認が必要です。
それでもまだ足つきが足りない場合はローダウンキットを使用します。
リンクロッド(Baby face)
外車の車高を下げられるキット。専用設計されているので走行性能をスポイルしない。
ローダウンリンクロッド(DAYTONA)
ライディング時の軽快性を損なわないローダウン・リンクロッド。
ショートサイドスタンド (EFFEX)
ローダウンした場合、そのままのスタンドだと車体が起き上がってしまいますのでそれを解消するためのスタンドに換装が必要。