バイクを盗まれないようにするには?
盗難対策はもちろんしている、という人でも「万全ですか?」と聞かれると即答できないもの?
保管場所やロックの種類など改善できる余地はいろいろあるはず。
盗難被害が一番多いのは自宅やマンションなどの駐輪場と言われています。
愛車を守るためにはどうすればよいのでしょうか?
不安ならロックを増やそう
ある朝起きたら停めていたバイクが姿を消していた・・・。
やり場のない怒りがこみ上げ、最後に大きな失望感に包まれる・・。
こんな経験をしている人もいるかもしれません。
実際、バイク盗難の数は少なくなく、年間何万台ものバイクが盗難にあっています。
近年はプロの窃盗団による外車やビッグバイクなど高価なモデルを狙う犯行が増えています。
彼らは盗むことによって利益をえているので準備も周到で目星をつけたバイクの駐車場を下見し、
どんな予防策を講じているか事前にチェックするのです。
盗めるかどうかはその時判断し、盗めると判断したら期日を決めて機材をもちこみ数人がかりで
一瞬のうちに持ち去ります。
そんなプロに目をつけられたらハンドルロックだけのバイクはあっという間に盗まれてしまいます。
いったん狙われたら防ぐのは大変なことなのです。
自分でできる盗難対策
盗難の基本は「狙わせないこと」。
面倒でも防犯アイテムを数多く装備することで下見の段階で時間がかかりそうだ、と思わせることが重要です。
「盗むには手間がかかりそうだ」と思わせることで盗難の本番につながらないようにする。
そのためには複数の防犯アイテムと保管場所の工夫、監視体制やもしものときへの準備などできることはたくさんあるはず。
目のとどく場所に駐車
防犯の第一歩は監視されている、という状況をつくり犯罪者へ抑止を行うこと。
難しいかもしれませんができる限り目の届くところに停めるか、他の誰かの監視の目を作ること。
46時中見張っている、という状況であれば窃盗団も盗もう、という気を起こさないはずです。
ロックは複数が基本
ちょっと停めただけ・・の瞬間に乗り逃げ。それが出来るのはバイクが簡単にもっていけてしまうものだからです。
ハンドルロックだけでなく、固定物とバイクをつなぐロックを必ず行うこと。
短時間の駐車などでもついついガードが甘くなりがちですが、ハンドルロックだけでなく、小さなディスクロックを追加するだけでも防犯性能は高まります。
チラシはすぐ外す
窃盗団の下見には特徴があり、バイクのハンドルやミラーに不自然な買い取りのチラシを残す場合があります。
これがついていると狙われているということ!
これがついたままだとバイクを気にかけていない持ち主だと判断され、されに本腰を入れて狙われてしまいます。
なのでまずはこれを取り外すこと。
またチラシがついていたら逆にラッキーと考え、ロックを2~3個追加することが必要です。
書類はコピーをとってバイクに備えつけない
車検証や登録証のコピーをとります。これは車両ごと盗難されるバイクが多いためで車台番号がわからなくなるためです。
防犯登録(グッドライダー)に加入する
全国二輪安全普及協会がおこなっているグッドライダー・防犯登録。
この「G防犯」は警察と二普協、加盟販売店をオンラインで結び情報を共有し、盗難車の発見に効果を上げています。